化学プラントは巨大な装置。大きなものを創り出したい機械系エンジニアにとって、最高の舞台がここにある。設備エンジニア 橋本圭以 Kei Hashimoto 2007年入社 生産・技術本部 エンジニアリングセンター プロジェクトグループ プロジェクト4チーム 工学部 機械システム工学科卒

プロフィール
学生時代は機械・システム工学の基本を学んだ後、計測・制御の分野で静脈認証のセンシング等に応用可能な解析技術を研究。就職では研究よりも、具体的な設備・機器の設計を手掛けたいと考え、機械メーカーなどを検討した。就活中に三井化学の募集を知り、企業研究を進めていくうちに、プラント建設のスケールの大きさに魅力を感じ、入社を決めた。市原工場で機械のメンテナンスを担当しながら技術や仕事の基本を身につけ、入社6年目からプラントの改造・更新を担当。現在は大牟田工場で新規プラント建設プロジェクトに携わっている。

機械設計からプロジェクトのまとめ役まで、
全体を見渡しながらプラントを構築する醍醐味。

化学プラントというと、学生の皆さんはあまり機械をイメージできないかもしれませんが、原料を加工して多種多様な製品を作り出すプラントは巨大な装置であり、そこでは様々な機器が活躍しています。

化学工学系のエンジニアが設計した製造プロセスを、電気・制御や土建など様々な分野のエンジニアと協力して、実際のプラントとしてかたちにするのが機械系エンジニアの役割です。機械の設計も手掛けますが、様々な分野のエンジニアをまとめていくプロジェクトマネジャーとしての役割も担っているため、プロジェクト全体を見渡しながら、巨大な装置を作り上げていく醍醐味があります。

入社2年目から市原工場で機器のメンテナンス、6年目から既存プラントの改造・更新を担当してきましたが、現在は大牟田に建設する新プラントのプロジェクトを担当しています。

新規プラント建設も大牟田工場も初めてなのでわからないことも多々ありますが、まわりには経験豊かな先輩たちがたくさんいるので、色々なことを教わりながら仕事を進めています。

新しいプラントを創り出す建設プロジェクトは、これまで経験してきた既存プラントのリニューアルよりはるかにスケールが大きく創造的で、これまで以上にものづくりのやりがいを感じます。

最高のものを作り上げていくために、
チームで知恵を出し合うことにこだわる。

この仕事で一番大切なのはコミュニケーション。プロジェクトマネジャーとして色々な立場の人たちの意見をまとめていかなければなりません。そのためにはこちらの考えを伝えるだけでなく、メンバーたちの意見もしっかり聞き、考えの背景まで踏まえながら、徹底して話し合います。

全員が各分野の専門家ですから、まとめ役はなかなか大変ですが、年齢や立場を超えて気兼ねなく話せる雰囲気があります。全員でアイデアを出し合いながらよいものを作り上げていこうという意識が共有されているので、議論を重ねることで、みんなが納得できる結論を導きだすことができます。

もちろん私も、最初からこうしたコミュニケーションができていたわけではありません。メンテナンスを担当していた若手の頃は自分の中で考えすぎて、まわりに自分の意見をぶつけることが苦手でした。しかし、経験を重ねるにつれて、しっかり話し合わなければ仕事が円滑に進まないということがわかってきて、次第にコミュニケーションがとれるようになりました。もちろん、自分の考えをしっかり持つことは大切ですが、異なる分野の人たちの意見を聞くことで見えてくるものもたくさんあります。

既存プラントの改造・更新を手掛けるようになってからは、プロジェクトマネジメントの役割を担うことになり、全体を見渡しまとめるためのコミュニケーションが必要になりました。約4年間、この改造・更新を通じてマネジメントスキルを磨いたことが、今の新規プロジェクトの基盤になっていると思います。

橋本 写真

目標はまわりから頼られるエンジニア。
国内でノウハウを磨き、いずれは海外で。

目指しているのは、頼られるエンジニア。設備のトラブルでも、新しい技術的な試みでも、とにかく「橋本に相談してみよう」と言われるような存在になりたいですね。そのためには機械系の知識だけでなく、もっと経験を積み、幅広い分野の知識を身につけて、問題解決力や提案力を磨いていく必要があると考えています。相談されると、新しい視点から物事を考えるようになりますから、それまでの自分にはない新しい発見ができ、自分のさらなる成長にもつながります。

最近は国内より海外の方が新規プラント建設は盛んですから、エンジニア兼プロジェクトマネジャーとして活躍し、成長していくために、いずれは海外プロジェクトも手掛けてみたい。しかし、国内案件の方が法規制など設計で配慮しなければならないことが多く、エンジニアとして、プロジェクトマネジャーとして自分を鍛えることができます。まずは今取り組んでいる大牟田の建設プロジェクトを貴重なチャンスと考え、しっかりとノウハウを身につけていきたいと考えています。

1日のスケジュール

8:15 出社
メールチェック、その日のスケジュール確認など
8:30 チームミーティング
プロジェクトに関する報告やスケジュール確認を行う
9:00 メールへの対応、スケジュール調整
9:30 会議
プロセスや電気・制御・土建などのエンジニアと設備の仕様決めなど打ち合わせ
10:30 デスクワーク
会議の結果を受けて、設計検討や仕様書などの資料作成を行う
12:00 昼食
社員食堂で同僚5〜6人と雑談しながら気分転換
食後短い仮眠をとることも
13:00 打ち合わせ
機器メーカーが来社し、発注した機器の打ち合わせ
15:00 デスクワーク
打ち合わせを受けて設計資料チェックなど
18:30 退社
まっすぐ帰宅し、家族と食事
子供と遊ぶのが楽しみ