製造の最前線で、アイデアの源流となり、全体を見渡しながら、プロジェクトをリードしていく。 プロセスエンジニア 岩城知康 Tomoyasu Iwaki 2005年入社 (株)プライムポリマー生産・技術部 市原工場ポリエチレン2課 【兼務】市原工場製造2部ポリエチレン2課 工学研究科 機械物理工学専攻修了

プロフィール
学生時代は機械物理・機械工学を学び、流体のセンシング技術を研究。就職では重工・自動車メーカーを検討したが、他の業界も研究しているうちに化学メーカーに興味を持ち、三井化学を訪問。機械系エンジニアを強く求めていること、海外でも活躍のチャンスがあることに魅力を感じ、入社を決めた。入社1年目にポリエチレンの製造現場を経験して、製造プロセスの設計や製造の問題解決を手掛けたいと考えるようになり、プロセスエンジニアを希望。以来、製造の最前線で活躍している。

プロセスエンジニアとして新製品の量産、
製造プロセスの改善を担う。

日用品や自動車部品など幅広い用途に使用されるポリエチレンの中で、包装材向けのポリエチレンの製造を担当しています。仕事は新製品・新銘柄の生産立ち上げ、既存製品をより効率的に生産するための製造プロセスの改善や設備改善、新規設備の導入などです。

新製品の量産立ち上げは研究所が開発したものを量産するための製造プロセスを考え、機械・制御などのエンジニアと協力して製造設備を作りあげていきます。これに対して製造方法の改善は、製造現場に密着している我々の方から、コスト削減などの課題解決策を考え、提案していきます。

この仕事の魅力は、新製品の量産化でも既存品の製造方法改善でも、まずプロセスエンジニアが起点となるということ。製造プロセスが決まって初めて機械や制御システムの設計がスタートします。つまり化学メーカーではプロセスエンジニアがアイデアの源泉になるわけです。

もちろん様々な分野のエンジニアたちと協力しながら、製造設備をかたちにしていくわけですが、プロセスエンジニアがいいアイデアを考えれば考えるほど、色々な人たちに活かしてもらうことができます。そのためにはこちらも、プロセスだけでなく機械や計測・制御など他の技術を知っている必要があります。

他分野のエンジニアと力を合わせていい仕事をすればするほど知識が広がり、問題解決のアイデアも広がり、さらにいい仕事ができるようになる。技術者として成長し続けていけるところに喜びを感じます。

エンジニアとして、チームリーダーとして
常に新しいチャレンジを続ける。

製造プロセスには「これで完璧」ということはなく、常によりよい方法を考え、安全性、生産の安定性、信頼性、法律面など様々な角度から検討し、改良していく必要があります。

こだわっているのは新しいことへの挑戦。ポリエチレンは生産量も多く、ビジネスとして稼げる製品であるだけに、よりよい製造方法で効率的に量産することが大きな意味を持ちます。製造を担うエンジニアとして常に新しいチャレンジをすることが重要。失敗を恐れず、今の状態をよりよく変える努力を続けています。

もうひとつチャレンジしているのは、リーダーとしての仕事。入社10年目に3〜4人の部下を持つチームリーダーになり、人を動かすマネジメント業務が大きな部分を占めるようになりました。

自分で動くなら簡単なことも、人に動いてもらうためには、誰に何をやってもらうか、どのような情報を与え、どのタイミングでどういうヒントを出すかなどを考えなければなりません。ただ指示を出すのではなく、その人のアイデアをくみ取りつつ、私のアイデアも提示し、よりよい方法を導きだしていくことが大切です。

人を活かすのはリーダー次第。活かし方によって1人で行うよりはるかに大きな成果が生まれます。最初はリーダーとしての視点を獲得するのに苦労しましたが、部下と話し合うことで発見したり教わったりすることも多く、少しずつ自分なりの人の動かし方ができるようになってきました。

岩城 写真

世界のどこでも活躍できる
化学プラントのスペシャリストを目指す。

学生時代から世界で仕事をすることがひとつの目標でした。現在担当している製品は海外のプラントでも生産を始めているので、私にも海外駐在の可能性があります。

目指しているのは世界のどこでも通用するスペシャリスト。たとえば手掛ける製品に世界ナンバーワンの競争力をもたらすことができるプロセスエンジニア、新開発の製品や新しい設備を大スケールで量産立ち上げできるプロセスエンジニアです。

そのためにはプラントの隅々まで把握し、理論と現実を一致させることができるような深く広い知識が必要です。これからも化学・機械・電気・制御などあらゆる技術分野の知識を増やし、製造現場で実際に何が起こっているかを常に把握できるエンジニアになりたいと考えています。

1日のスケジュール

7:30 出社
PCで前日のプラントの生産状況、製造現場の申し送り事項などをチェック
8:30 始業ミーティング
連絡事項、1日のスケジュールなどを確認
9:00 業務は製造現場の状況によって流動的
優先順位をつけて実行していく
各プラントの前日の運転状況の確認
リーダーを務める技術チームの業務進捗把握やフォロー、スケジュール管理、新しい業務の立案など
12:00 昼食
自分の居室で弁当
13:00 午後も業務は流動的
製造現場の運転状況に応じて必要なら運転条件を変更
設備改造の検討
新製品の量産検討など
18:30 退社
ゴルフの練習やスポーツ鑑賞など