環境保全

生物多様性

三井化学グループは、「地球環境との調和の中で、材料・物質の革新と創出を通じて高品質の製品とサービスを顧客に提供し、もって広く社会に貢献する。」という経営理念のもと、生物多様性の保全に努め、持続可能な利用に配慮した事業活動を進めています。

生物多様性の保全に関する基本的な考え方

  1. 自然と生物多様性の恵みに感謝し、環境保全が世界的に重要な課題であることを認識し、事業活動を行います。
  2. 環境に配慮した材、製品、サービスの提供を通じて生物多様性保全に配慮し、広く社会に貢献します。
  3. 生物多様性に関する国際的な取り決めを遵守します。
  4. 国内外の地域、社内外の関係者と連携してサプライチェーンにおける影響に配慮し、生物多様性の保全に努めます。
  5. 生物多様性の保全に向けて、ステークホルダーからも信頼される、社員による社会貢献活動を推進してまいります。

当社グループでは、日頃の事業活動において生物多様性に配慮した取り組みを進めていますが、環境保全の取り組みは生物多様性と密接に関係しており、当社グループは特に化学品の安全性の確保や管理など従来に増して取り組んでいきます。また、関係会社においても、植樹や多様な生き物が住みやすいような環境づくりとして清掃活動などにも取り組んでいます。
また、2010年1月22日、日本経済団体連合会(以下、経団連)「生物多様性宣言推進パートナーズ」に参加しました。これは、当社グループが経団連の「生物多様性宣言」の7原則の趣旨に賛同し、宣言・行動指針に則った事業活動を率先して行う意思を表明したものです。

生物多様性宣言の7原則

  1. 自然の恵みに感謝し、自然循環と事業活動との調和を志す
  2. 生物多様性の危機に対してグローバルな視点を持ち行動する
  3. 生物多様性に資する行動に自発的かつ着実に取り組む
  4. 資源循環型経営を推進する
  5. 生物多様性に学ぶ産業、暮らし、文化の創造を目指す
  6. 国内外の関係組織との連携、協力に努める
  7. 生物多様性を育む社会づくりに向け率先して行動する

和歌山県の「企業の森」事業に参画

当社の関係会社である本州化学工業は、同社の環境保全活動の一環として和歌山県が推進している森林環境保全を目的とした「企業の森」事業に参画するため、2010年9月7日に和歌山県および日高川町との間で「森林保全・管理協定書」を締結しました。
「企業の森」事業とは、和歌山県・森林組合・企業が一体となり、県内の豊かな自然環境を活用して地域の人々とともに地球環境保全に参画する環境貢献プログラムです。

本州化学工業では2010年11月に植樹祭を開催し、「本州化学の森・日高川」と命名の上、和歌山県日高郡日高川町の森林用地(面積1.32ヘクタール)において同社社員とその家族が約1,500本の広葉樹の植樹を実施しました。

2015年7月25日には「本州化学の森・日高川」において、地元で管理をお願いしている中津村森林組合の指導のもと、当社社員32名が参加して下草刈りを行いました。
参加者は、足場の悪い急斜面や腰の高さほどある下草に悪戦苦闘しながらの作業でしたが、1時間ほどで下草を刈ることができました。


下草刈りに参加した社員

田んぼの生きもの調査

稲を好んで食べる害虫は米作りにとって大敵です。しかし、「田んぼには、害虫以外に多くの生き物が生息していることを、より多くの方に知ってもらいたい」との思いから、当社関係会社の三井化学アグロ(MCAG)は自社製品を使用した「田んぼの生きもの調査」を2012年から実施しています。
農薬などを製造・販売しているMCAGは、顧客とともに推進している「田んぼの生きもの調査」で、田んぼには多くの生き物が生息していることを確認しながら、農薬の水田の生きものに及ぼす影響を調査し、製品の改善や開発につなげています。また、調査結果をまとめた「鑑定書」を発行することで、自然豊かな水田で作られた米であることを証明し、地域の米の評判にも一役買っています。


活動の様子

調査で観察された生物種(抜粋)

調査で観察された生物種(抜粋)

MTアクアポリマーの高分子凝集剤事業

当社関係会社のMTアクアポリマーは、精密高分子技術で実現した高品質の高分子凝集剤の製造・販売を行っています。
長年の実績を誇る高分子凝集剤「アコフロック®」「アロンフロック®」は、生活排水の浄化過程で発生する汚泥を凝集作用によって集め、固まりにし沈殿させることで、効率よく水と分離させることを可能にした薬剤です。排水処理量を衛生的に減量し、処分できる効果もあり、下水処理場はもちろん、製紙、食品加工といった工場排水の分野でも活躍しています。
高分子凝集剤等環境に配慮した製品の製造・販売を通じて水資源の保全、改善を行い、生物多様性の保全に努めています。


アコフロック®を使用している浄水場の様子

大牟田工場の保全活動

当社大牟田工場(福岡県)はその広大な敷地に東京ドーム1.2倍(約5.4ヘクタール)の保存樹林を持ち、持続性のある保全活動に取り組んでいます。2009年には自然環境の保全を重要な課題のひとつと位置づける大牟田市からの要請により、敷地内(高取山南側)の樹木森林の自然環境調査に協力しました。大牟田市自然環境調査研究会による調査では、当工場管理の樹木森林に、希少植物・生物などが生息していることが判明し、『大牟田市自然環境調査報告書』としてまとめられました。

調査で確認された希少野生生物(一例)

植物 ハクチョウゲ
イヌカタヒバ
両生類 ニホンアカガエル
昆虫類 ベニツチカメムシ


高取山から新大牟田駅を望む

タイの関係会社の保全活動

タイにある当社の関係会社Siam Mitsui PTA Co., Ltd.(SMPC)とThai PET Resin Co., Ltd.(TPRC)は、2015年6月26日、近隣の7企業と合同で、タイ Nongfab 地区の環境保全を目的とした活動「Change a deserted forest to be a mangrove forest Year 2」に参加しました。
2回目の開催となる今年度は、マングローブ500本の植樹、稚魚(4-5インチのwhite sea bass)700匹の放流 、クリーンアップ(ゴミ900kgを回収)を行いました。この活動は来年度も行う予定です。


活動参加メンバー

稚魚の放流

マングローブの植樹

クリーンアップ

下関三井化学の保全活動

当社の関係会社である下関三井化学は、2001年より「木屋川の水を守る森づくり交流会」に参加しています。 「木屋川の水を守る森づくり交流会」は、森林の持つ水源かん養機能の維持・増進を図ることを目的として、行政と下関三井化学を含む木屋川の利水企業を中心に活動を続けています。 第14回目となる今回は2015年11月13日に俵山頭振川みどりの砂防公園周辺山林(長門市俵山湯町地区)にて開催されました。ケヤキの苗木を植える作業や、苗木を保護するために雑草木を刈り取る作業、サクラやケヤキを背高く太く育てるための枝打ちを行い、森林を整備しました。

作新工業の保全活動

当社の関係会社である作新工業は、毎年、地域の環境保全を目的とした活動に参加しています。2015年度は、4月8日に農業組合が主催する河川清掃作業に参加し、川に繁殖している藻や汚泥を取り除く作業を行いました。また、行政が主催する「琵琶湖市民清掃」の一環として、7月4日の実施日に先立ち、前日の7月3日に小山川の護岸の草刈と清掃を実施しました。


清掃活動の様子

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