2006/1/5

各 位

2006年社長年頭挨拶(要旨)

三井化学株式会社
社長 藤吉建二

 明けましておめでとう。
 昨年は、個人消費や設備投資の緩やかな増加を背景に、国内景気は回復基調で推移したが、ナフサ等の原料価格の更なる高騰等により、弊社にとっては、大変厳しい事業環境が続いた。
 その様な中で、弊社は、「事業構造の変革と収益力の強化」をキーワードとして、2004年度を初年度とする4年間の中期経営計画に基づき、「機能性材料分野の拡大・成長」及び「石化・基礎化学品分野の収益力強化」を図っている。昨年は、具体的な施策として、機能性材料分野において、主に機能性ポリマーや情報・電子材料での積極的な投資により事業拡大を進め、石化・基礎化学品分野において、プライムポリマーの発足、PP自動車材の中国拠点スタート等、事業基盤の強化・拡大を着実に進めてきた。
 本年は特に、「機能性材料分野の拡大加速」、「グローバル展開加速」、「生産現場力強化」及び「CSR活動の推進」に注力したい。
 具体的には、「機能性材料分野の拡大加速」に向けて、弊社が一番得意とする機能性ポリマーとその製品群に経営資源を集中投入し「機能性ポリマーチェーン」を構築して行きたい。  そして、本年を、機能性材料分野飛躍の年とすべく、製・販・研一体となった、組織を超えたチームワークで全力を出し切っていきたい。
 「グローバル展開の加速」に向けては、これまでアジア地域の基礎化学品事業を中心に順調に成長しており、本年は更に中国展開が本格化していく予定である。このように、海外展開が加速する中、全社員が常にグローバルな視点を強く意識し、業務に取り組んで行きたい。
 「生産現場力の強化」については、「安全の確保を第一」に、生産技術・技能を伝承し、明るい、活気あふれる現場づくりに向けた諸施策に取り組んでいきたい。
 また、昨年本格的にスタートしたCSR活動については、全事業所から選任した約200名のCSRサポーターを渦の中心として、グループ全体を巻き込み、「夢のあるものづくり」を通して社会により大きく貢献し、社会からより信頼される会社になっていきたい。

 本年は、弊社の事業構造を変革し、将来の成長の方向を定める極めて重要な年であると思う。あらゆる面で攻めに転じ、「変革へチャレンジ」していく年としたい。