アペル®(環状オレフィンコポリマー)第2プラントの営業運転開始について

2008年6月30日

各位

三井化学株式会社

  当社(社長:藤吉建二)は、非晶性で光学特性に優れたアペル®(環状オレフィンコポリマー)を製造販売しております。このたびプラント新設による生産能力増強が完工し、以下の通り営業運転を開始いたしました。

新プラントの概要

1. 製品環状オレフィンコポリマー
2.商標アペル®
3.製造設備三井化学 大阪工場内(大阪府高石市)
4.生産能力3,000トン/年
5.技術自社技術
6.総投資額約60億円
7.スケジュール着工:2007年1月
完工:2008年1月
営業運転開始:2008年5月1日

※ご参考 : アペル®の既存プラント・・・三井化学 岩国大竹工場内、生産能力3,400t/年

アペル®は屈折率が高く複屈折が小さいという特徴から、DVD のピックアップレンズやカメラ付携帯電話用レンズを中心に情報電子関連分野の光学材料として需要が急拡大しています。さらに、防湿特性を活かしたPTP(Press Through Package:錠剤の包装パッケージ)、収縮性を活かしたシュリンクフィルム等の機能性包装材料分野の市場における需要も大幅に増加しております。
今後これらの市場は年率20%を越える伸長が見込まれるため、プラント新設により生産能力を増強いたしました。また、アペル®の第1プラントは現在岩国大竹工場に立地しておりますが、BCP(事業継続計画)に基づく顧客への製品供給安定化のため、大阪工場にプラントを新設いたしました。

当社は今般、経済・環境・社会の3軸経営の確立と革新的な新技術の創出により新たな価値創造へ挑戦することを基本コンセプトとした、08年度を初年度とする4年間の新しい中期経営計画(08中計)を策定いたしました。アペル®が含まれる電子・情報材料分野は機能材料事業の重点領域の1つですが、同事業は08中計において、成長ドライバーたる高収益体質の獲得を使命としております。このたびの生産能力増強により、アペル®事業の更なる拡大・成長を図って参ります。

ご参考


1.携帯電話カメラレンズに使用されているアペル


2.アペル第2プラント

本件に関するお問い合わせ先

三井化学株式会社 CSR・広報部長 田中 達也TEL:03-6253-2100

以上


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