太陽電池封止シート生産能力増強について

2010年5月12日

三井化学株式会社
三井化学ファブロ株式会社

三井化学株式会社(社長:田中稔一)の100%子会社である三井化学ファブロ株式会社(以下MFI、社長:吉川謙二)は、太陽電池封止シート(ソーラーエバ®)を製造販売しておりますが、このたび以下の通り、生産能力を増強することを決定致しました。

増設計画の概要

  1. 対象製品 : 太陽電池封止シート(ソーラーエバ®)(セルとガラスの間やセルとバックシートの間で封止材として用いられるエチレン酢酸ビニル共重合(EVA)製のシート。別紙ご参照)
  2. 設備設置場所 : 三井化学ファブロ株式会社 名古屋工場内(名古屋市)
  3. 生産能力 : 20,000トン/年⇒40,000トン/年
  4. 営業運転開始 : 2011年8月(予定)

世界的に地球環境保護が急務となっており、クリーンエネルギーとして太陽電池は需要が急拡大しています。最大市場である欧州に加え、今後は日本、米国、中国でも政府の補助政策の導入により大幅な伸びが期待されており、日本、欧米、アジアでの太陽電池メーカーの製造設備新増設が相次ぎ計画され、部材となるソーラーエバの需要も急増しています。こうした状況に対応し、太陽電池封止材事業のグローバルリーダーの地位強化を図るため、今回、大幅な生産能力の増強を決定いたしました。更に2012年中の増強についても検討を進めております。

三井化学は、昨年、新たな成長戦略を策定しました。その中で、「持続可能な発展のための高付加価値事業の拡大」を基本戦略の1つに掲げており、その一環として、高機能フィルム・シート事業の拡大に取り組んでおります。今回、需要が急拡大している太陽電池封止シートの生産能力増強に取り組むことで、地球環境との調和を担う事業の積極的な拡大を図ってまいります。

別紙

太陽電池の構造例

結晶型太陽電池の構造

薄膜型太陽電池の構造(一例)

ソーラーエバの役割:セルとガラスの間やセルとバックシートの間で用いられる。接着性、透明性やセルの割れを防ぐための柔軟性が必要となる。

三井化学ファブロの概要

①商号 三井化学ファブロ株式会社
②事業目的 高機能合成樹脂フィルム及びシートの製造、加工及び販売
日用品雑貨の製造、加工及び販売
③本社所在地 東京都千代田区九段北四丁目2番6号市谷ビル
④事業所 工場:名古屋、勝田、安城
支店:大阪、名古屋、福岡
⑤設立 2005年4月1日(旧ハイシート工業(株)と旧三井化学プラテック(株)が統合)
⑥資本金 400百万円
⑦出資比率 三井化学100%
⑧社長 吉川 謙二
⑨従業員数 278名
⑩売上高 180億円(08年度)

以上

本件に関するお問い合わせ先

三井化学株式会社 IR・広報部長 裾分 啓士 TEL:03-6253-2100
三井化学ファブロ株式会社 総務部長 水津 博 TEL:03-5213-3200

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