2012年度入社式社長挨拶(要旨)

2012年4月2日
三井化学株式会社
社長 田中 稔一

三井化学株式会社(本社:東京都港区、社長:田中稔一)では、本日、新入社員を迎えて入社式を行いましたので、以下のとおり、社長挨拶の要旨をお知らせいたします。

<祝辞>
入社おめでとうございます。
多少の不安と前途洋々の希望を持って、人生の新たな第一歩を踏み出されたことと思います。
昨年は、東日本大震災で日本中が大きな混乱に陥り、深い悲しみに満ちた年となりました。皆さんにとっても、社会貢献や人生観について考えることの多い1年になったと思います。
こうした歴史的な局面で入社された皆さんを、三井化学グループを代表し、心から歓迎いたします。

<当社の経営環境について>
現在、世界の政治・経済は歴史的なターニングポイントにあります。欧州のソブリンリスク、「アラブの春」の連鎖、米国での貧富の格差に対するデモなど、世界の行く末は一層不安と不透明感に満ちています。

一方で、リーマンショック以降、世界の価値観が激変し、環境・エネルギー・健康・医療・食料・水などの新しい産業が勃興しています。大きなビジネスチャンスが生まれる中で、無限の可能性を秘めた化学への期待が飛躍的に高まっています。正に、「化学の出番」がやってきたと言えるでしょう。

そのような状況下、当社グループは昨年からスタートした中期経営計画の目標である1000億円の利益達成に向けて、「景気に左右され難い事業ポートフォリオへの変革」と「真のグローバル化実現」を推進しています。
当社には、世界的に定評のある触媒技術や、高い生産技術力をベースにしたコア事業がいくつもあります。また、海外拠点は51社を数え、海外売上高が40%を超えるなど、着実にグローバル化が進展しています。
さらに、愛知県での国内最大のメガソーラー計画、ブルネイの大型アンモニア計画など複数の大型プロジェクトを進めており、国内外にこれから皆さんが活躍できる場所をたくさん用意しています。
皆さんには、大いなる希望と誇りを持って、当社グループで活躍してくれることを期待しています。柔軟な発想と大胆な行動力で旧弊を打破し、大きな変革を起こしてください。

<新入社員に望むこと>
最後に、今後皆さんの心に留めておいていただきたいことを3点お話します。

(1)何事も自分で真剣に考え、積極的に行動し、きちんと責任を取ること。
これから皆さんは、様々な困難や迷いの壁に直面することになると思いますが、何事にも真正面から挑戦し、苦しくても逃げずに懸命に考え、勇気を持って行動してください。実行するのは大変ですが、皆さんが立派な社会人として認められるためには、必須条件です。

(2)壁にぶつかり、迷ったときは、自分の価値観・矜持に基づいて、自分にとって厳しくても正しい道を選ぶこと。
多くの人と出会い、様々なことを経験する中で大切にしてほしいことは、常に自分の考えをしっかり持っておくことです。信念が無く、右顧左眄するような人は社会で通用しません。
そして、判断に迷ったときは、決して楽な道を選ばないでください。苦しいと思いますが、その方が必ずよい結果につながりますし、皆さんの人間性が磨かれることになります。

(3)「企業は人なり、人は企業なり」の意識を持って、行動すること。
今日から、皆さんの言動は三井化学の言動となります。皆さんそれぞれが、常に向上心を失わずに自分を磨き、立派な社会人に成長することが、そのまま三井化学グループの企業価値を上げることにつながることを肝に銘じてください。
また、常に自己研鑽をするだけでなく、スポーツや芸術など仕事以外でもいろいろなことに挑戦し、人文科学の面白さを学ぶことで、幅の広い魅力的な人間になってください。

お互いに高い志を持ち、自分を磨いて、「筋肉質の優良な企業集団」を目指し、三井化学グループ一丸となって、一緒に前進しましょう。

以上

本件に関するお問い合わせ先

三井化学株式会社 IR・広報部TEL:03-6253-2100

2012年度入社式社長挨拶(要旨) (PDF:181KB)pdfファイルを開く