三井化学 第4回 触媒科学国際シンポジウム(MICS2009)開催レポート

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講演内容

招待講演

Bernard Witholt 名誉教授 (スイス連邦工科大学チューリッヒ校、スイス)

化学産業における微生物触媒反応
Bernard Witholt

生体触媒は、
持続可能な材料生産を約束する。
それを実現するのはあなただ!

Witholt名誉教授は微生物を用いた有機化合物の酸化反応研究の第一人者であり、酸化酵素オキシゲナーゼの開発、及び非極性溶媒での反応プロセス構築に向け幅広い研究を推進している。

オキシゲナーゼは立体選択的な酸化反応を触媒するユニークな酵素であるが、反応に高価な電子供与体(NADH又はNADPH)を必要とし、且つ複雑な酵素複合体として機能する、また本反応基質の多くが疎水性である等、応用面での様々な制約により産業化は未だなされていない。Witholt名誉教授は遺伝子組換え技術・細胞培養技術を駆使し、高効率のオキシゲナーゼ反応を可能とする宿主微生物を構築、その産業応用へと大きな一歩を進めた。

本講演では、これら微生物を用いた反応プロセスの開発と、その応用による環境に優しい化学産業の実現について述べた。

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