三井化学 第5回 触媒科学国際シンポジウム(MICS2011)開催レポート

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講演内容

三井化学 触媒科学賞 記念講演

David W. C. MacMillan 教授 (プリンストン大学、米)

有機触媒による光酸化還元反応、そしてセレンディピティの促進
David W. C. MacMillan 教授

一生懸命やればやるだけ、
 幸運が巡ってくる。
もっと努力し、もっと考え、
 もっと楽しもう!

MacMillan教授は、有機触媒の分野における第一人者として知られている。既存のプロリン触媒を用いた反応を深耕するとともに、独自に開発したキラルイミダゾリジノン骨格を有する有機触媒(MacMillan触媒)を用い、これまでの有機触媒では不可能であった数々の不斉合成反応を開発している。また、この触媒を一電子酸化剤と組み合わせた新手法(SOMO-Activation)を開発し、有機触媒の可能性を広げた。さらに近年、この触媒とルテニウム錯体を組み合わせ、有機触媒による光酸化還元反応を見出している。

本講演では、SOMO触媒と有機光酸化還元触媒の開発について述べられた。さらにMacMillan教授が提唱している「セレンディピティの促進」という新規化学反応発見のためのアプローチについても紹介された。

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