三井化学 第5回 触媒科学国際シンポジウム(MICS2011)開催レポート

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講演内容

基調講演

Sir John E. Walker 教授 (医学研究協議会、英)

ATP合成酵素の構造および反応機構
Sir John E. Walker 教授

科学は、この世の中における
 我々の立場を教えてくれる。
そしてまた、我々を
 より良い所へと導いてくれる。

Walker教授は分子生物学の第一人者であり、中でも細胞内小器官の一つであるミトコンドリアの研究において多大な貢献をしたことで知られる。Walker教授はミトコンドリアDNAの遺伝子コードの解明に貢献した後、ミトコンドリア及びバクテリア内のアデノシン三リン酸(ATP)合成酵素の研究を開始した。その後、触媒活性部位をはじめとする構成タンパク質の同定及びそれらの立体構造の解明に尽力し、ATP合成機構を明らかにした。この研究により1997年、Boyer博士と共にノーベル化学賞を受賞し、1999年にはナイトの爵位を授与された。

本講演では、ATP合成酵素の構造及びATP合成の根底にある酵素反応のメカニズムについて、最新の知見が紹介された。

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