三井化学 第5回 触媒科学国際シンポジウム(MICS2011)開催レポート

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講演内容

特別講演

根岸 英一 教授 (パデュー大学、米)

遷移金属化合物の不思議な力:過去、現在、そして未来
根岸 英一 教授

d-ブロック遷移金属の
 不思議な力を探求し、
その力を最大限に利用しよう。

根岸教授は、種々の有機金属化合物を用いる反応開発研究において、重要かつ多大な成果を挙げてきた。根岸教授が開発したパラジウム触媒による有機金属化合物と有機ハロゲン化物の反応は根岸カップリングとして知られ、この業績により、2010年、鈴木章名誉教授、Heck名誉教授らと共にノーベル化学賞を受賞した。また、ジルコニウム触媒を用いるカルボアルミニウム化反応、及びその不斉合成(ZACA反応*)の開発など多数の業績を挙げている。

本講演では、触媒化学反応における遷移金属の特徴について述べられるとともに、キラルジルコニウム触媒によるZACA反応の進展、及びZACA反応によるキラル化合物合成への応用などについて述べられた。

* : Zr-Catalyzed Asymmetric Carboalumination of Alkenes

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