三井化学 第5回 触媒科学国際シンポジウム(MICS2011)開催レポート

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講演内容

三井化学 触媒科学奨励賞 記念講演

依光 英樹 准教授 (京都大学)

パラジウム触媒反応における不飽和アルコールの有機金属等価体としての利用
依光 英樹 准教授

化学に感謝し、
 仲間と共に化学を楽しもう。

依光博士は、パラジウム触媒による芳香族ハロゲン化物のアリル化反応において、ホモアリルアルコールがレトロアリル化反応を経由することでアリル金属等価体として作用することを見出した。本手法は、中性分子を巧みに利用したもので、従来型のクロスカップリング反応では困難であった位置及び立体選択的なアリル化を実現した。さらに依光博士は、ヘテロサイクル化合物を合成する新手法として、パラジウム触媒によるアリルアルコールと芳香族ハロゲン化物の環化反応により、対応するエポキシ化合物の合成反応を開発した。

本講演では、これら二つの反応について、高度な位置、及び立体選択性を発現するための反応機構を交えて紹介された。


座長; 岩本 正和 教授
(東京工業大学)

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