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Creating new customer value through innovation

新たな顧客価値を創造し、事業活動を通じて、
立ちはだかる社会課題を解決する。
これが、2025年に向けたわたしたちのビジョンです。

1997年の三井化学発足から2017年で20周年を迎えました。
これを機に三井化学グループの更なる成長のために、変えてはいけないもの、変わらなければならないものについての議論を重ね、当社の企業理念を実現するため、私たちが今後何に取組み、どのような貢献をしていくべきかをこの2025長期経営計画に盛り込みました。
本計画を達成するには、これまで以上の大きなチャレンジに果敢に取り組んでいかなければなりません。
私たちが考える目指す未来社会と、どのように貢献していくかの企業像を本計画を通してご理解・共感頂き、より良い社会の実現に向けて、引き続きご支援頂きたいと考えています。

三井化学グループが目指すもの
社会課題あるところに、三井化学あり

  • 環境変化は地球規模で加速

  • 世界人口は80億人を突破、新興国の人口急増、先進国の高齢化は止まらず

  • 都市化が進み、貧困・衛生などさまざまな問題が生まれ

  • テクノロジー進化の一方で、インフラの老朽化は進み、

  • グローバル化も急加速して国境の概念は変わり、

  • そして資源やエネルギー問題はますます深刻に。

化学産業は革新的な新製品や技術開発を通じて、このような社会課題の解決に向けて果たすべき役割が大きいと考えています。
私たちは、この変化に迅速に対応し、持続可能な成長・発展を目指します。

三井化学の歴史は、
社会課題の解決から始まった。

  • 石炭コークスの副生ガスから肥料原料の製造を開始し、人口の急増に伴う食糧問題の解決に貢献。

  • 日本で初めてインジゴ(藍色染料)の生産に成功。日本の藍色文化存続の危機に、化学の力で貢献。

  • 日本で初めての石油化学コンビナートを建設。
    現代まで続く、日本の産業発展に貢献。

1892年、三井鉱山がコークス事業に本格的に乗り出したことに端を発し、1912年に大牟田工場で石炭化学事業の操業を開始してから100年以上。石炭事業の副産物である排出ガスから、当時の社会課題であった人口の急激な増加に伴う食糧問題への貢献、藍色文化の存続など、常に時代のニーズに対して革新的な技術と製品でソリューションを提供してきました。

三井化学グループが目指すもの

社会課題の解決に向けて事業活動を通じた社会貢献を実現するため、当社が有する強い基盤を活かすことができる「モビリティ」、「ヘルスケア」、「フード&パッケージング」、「次世代事業」を4つのターゲット事業領域、「基盤素材」を社会・産業の基盤となる素材を提供する領域として、計5つの事業領域でより良い未来社会に貢献します。

企業理念

地球環境との調和の中で、材料・物質の革新と創出を通して、
高品質の製品とサービスを顧客に提供し、持って広く社会に貢献する

企業像

絶えず革新による成長を追求し、
グローバルに存在感のある化学企業グループ

メガトレンド

社会課題

ターゲット事業領域

社会・産業の基盤となる素材の提供

成長3領域


  • モビリティ

  • ヘルスケア

  • フード&パッケージング

  • 次世代事業

  • 基盤素材

主要経営課題

経済

  • 事業ポートフォリオ変革の加速
    顧客起点型ビジネスモデルへの移行
  • キャッシュ創出力の強化

環境

社会

  • 目指す未来社会に貢献する製品・サービスの最大化
  • 安全の確保
  • 資源の効率的な活用と環境負荷の低減
  • サプライチェーン全体における環境・社会的責任の推進

目指す未来社会の姿

未来の社会のため、
わたしたちにできること。

「モビリティ」「ヘルスケア」「フード & パッケージング」「基盤素材」「次世代事業」これら5つの事業領域と、「イノベーションの追求」「海外展開の加速」 「既存事業強化」の3つの基本戦略で、世界の社会課題の解決に貢献し、より良い未来社会の実現を目指します。

未来の社会に貢献する5つの事業領域

社会全体のメガトレンドと三井化学グループの強みとが交わる、5つの事業領域において、コンセプトのさらなる深化と具体化を進めていきます。

モビリティ

総合力を駆使したソリューションを提供

自動車を中心としたあらゆる種類の人・物の移動手段を「モビリティ」と捉えています。自動車業界では、CASEやMaaSといったニーズや役割の大きな変化の中にあります。 当社グループは、幅広い材料ラインナップ、高い技術力と品質を活かして、多様化するニーズにいち早くソリューションを提供してまいります。そして、当社収益の中核として、グローバル市場において堅実な利益成長を実現してまいります。

ヘルスケア

QOLに資する製品・サービスをケミカルイノベーションにより提供

健康・安心な長寿社会の実現に向けたQOL(生活の質)向上に貢献する製品やサービスを提供していくのが「ヘルスケア」領域です。
先進国の少子高齢化や新興国の経済成長に伴い「健康」への関心が増大しています。当社グループは多様化するニーズを捉え、健康・長寿社会の実現に向けたQOLの向上に貢献する製品をケミカルイノベーションにより提供しています。

フード&パッケージング

食料問題へのソリューションで新たな事業機会を獲得

「フード&パッケージング」は、世界的な課題となっている食糧問題の解決に貢献することを目指した事業領域です。
世界の爆発的な人口増加に伴い食糧問題が深刻化し、農作物の安定生産やフードロス・廃棄の削減は大きな社会課題となっています。また、食の安全・安心や環境負荷低減などへのニーズも高まっています。当社グループはこれらに応える製品を提供しています。
当社が得意とする有機合成技術やフィルム加工技術を活かした、粘接着・コーティング材料、包装用・産業用のフィルム・シート、農業化学品事業をベースに、今後は海外展開の強化による事業拡大を目指します。

基盤素材

社会・産業の基盤となる素材の提供

基盤素材事業は、さまざまな分野に素材提供を行っています。コスト競争力を強化し安定収益の確保に努めます。
特徴ある技術と、付加価値製品群を拡大し社会・産業の基盤となる素材を提供します。

次世代事業

オープンイノベーションによりソリューション事業を創出

オープンイノベーションやインテリジェンス機能の強化、CVC機能を活かして、太陽光・風力発電事業や太陽光発電診断事業などの「エネルギーソリューション」、細菌迅速検査システムなどの「メディカルソリューション」、節資源型作物栽培システムなどの「アグリソリューション」、圧電センサや次世代ディスプレイ材料などの「IoTソリューション」を軸に、当社の将来の成長に寄与する新たなソリューション事業を創出していきます。

社会に価値を提供するための
3つの基本戦略。

未来の社会に貢献するためのキーワードは、イノベーション・海外展開・既存事業強化です。

  • イノベーションの追求

    • 顧客起点イノベーションの推進
    • 研究開発、周辺技術・製品の獲得によるソリューション提案力強化
  • 海外展開の加速

    • グループ・グローバルな拡大を目指し、自社単独での地域拡大及び提携等による海外生産・販路の強化
  • 既存事業強化

    • IoT、AI等の先進技術活用による次世代工場構築
    • サプライチェーンを含めた聖域なき合理化

新たな顧客価値を創造し、事業活動を通じて社会課題を解決する企業グループを目指し、5つの事業領域と経営基盤を強化し、「環境と調和した共生社会」、「健康・安心な長寿社会」、「地域と調和した産業基盤」の実現に向けた取り組みを進めてまいります。

数字で見る
VISION 2025
経営目標

顧客起点型ビジネスモデルへの転換を図り、2025年には、売上高2兆円、営業利益2,000億円、株主資本利益率(ROE)10%以上を目指し、更なる事業ポートフォリオの変革を推進してまいります

2025長期経営目標
売上高
2兆円
営業利益
2,000億円

(ROS:10%)

ROE
10%

以上

Net D/E
0.8

以下

  • 低炭素・循環型・自然共生社会の実現に貢献できる製品・サービスの最大化
  • QOL向上、スマート社会の実現に貢献できる製品・サービスの最大化
  • サプライチェーン全体を通じた安全確保・高品質・公正の追求

低炭素・循環型・自然共生社会の実現に貢献/QOL向上・スマート社会の実現に貢献できる製品・サービスの最大化のため、当社グループが提供する製品・サービスの環境や社会への貢献を見える化し、その価値をステークホルダーの皆様と共有できるようにしたのが、Blue Value®とRose Value™です。
独自指標である環境影響評価指標「Blue Value® Index」と、QOL向上評価指標「Rose Value™ Index」を用いて、製品・サービスを用途別に評価し、環境貢献価値、QOL向上価値の高いものをそれぞれBlue Value®製品、Rose Value™製品として認定しています。
この認定製品売上比率を倍増させ、事業成長とともに、社会課題の解決に貢献します。

環境貢献価値「Blue Value®」

  • CO2
    削減
  • 資源を
    守る
  • 自然との
    共生

Blue Value®認定製品売上比率

2016 19% → 2025 30%

環境と調和した
共生社会の実現へ

QOL向上価値「Rose Value™」

  • 少子高齢化
    への対応
  • 健康寿命
    の延長
  • 食糧問題
    への対応

Rose Value™認定製品売上比率

2016 14% → 2025 30%

健康・安心な
長寿社会の実現へ

認定製品売上比率を倍増させ、
事業成長と共に社会課題の解決に貢献する。

もっと新しく、もっと広く。
私たちが目指す成長の行方。

新たな価値の創出と、ビジネスのさらなるグローバル化。革新性と展開性の2軸で、次なる成長を目指します。

目指すポジショニング
そして2025年、
三井化学は新たなステージへ。

事業ポートフォリオ変革に続き、顧客起点型ビジネスモデルへ転換する。三井化学はさらなる変革に踏み出しています。