アブソートマー®がLEC社の「耳ガードマスク」に採用されました

~ 耳が痛くなりにくくゆっくり顔にフィットする新感覚な着け心地を実現 ~

2017.11.22

三井化学株式会社

三井化学株式会社(東京都港区、代表取締役社長:淡輪敏)が開発した新素材「アブソートマー®」が、家庭用品を手掛けるレック株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:永守貴樹)の「耳ガードマスク」(2017年10月より、名古屋地区より販売開始)に採用されました。アブソートマー®が持つ独特な応力緩和性能が、マスクを着けた時に耳が痛くなる方でも安心して付けることができる柔らかな着け心地と、時間が経つごとに顔になじむ新感覚のフィット感を生み出しました。

マスク

アブソートマー®は、三井化学が培ってきた触媒技術、重合技術を活かしてナノレベルで分子構造を制御することで粘性的な性質を増大させ、これまでのオレフィン系材料では見られなかった優れた制振性や応力緩和性を有するオレフィン系共重合体です。また、温度によってその感触が変化しこれまでに無いような独特な触感を実現します。温かくなると、形状がなじみしなやかな触感に変化します。オレフィン系材料や合成ゴムに添加することで、制振性や応力緩和性、追従性(凸凹に密着)などの機能を付与することができ、ユニークな製品開発に貢献します。

三井化学は、アブソートマー®の特性を活かし広く社会に貢献すべく、モビリティ、ヘルスケアおよびフード&パッケージングの分野を中心に、用途開発を加速してまいります。

MATERIAL DESIGN EXHIBITION(2017年10月16日~12月22日)において、アブソートマー®の特徴を活かしたプロダクトのコンセプト展示を行っております。(https://www.mitsuichem.com/jp/release/2017/pdf/171010.pdf

以上