眼鏡記者会より「業界功労者表彰」を受賞

高屈折率プラスチックレンズ材料「MR™シリーズ」と次世代アイウェア「TouchFocus™」

2019.01.21

三井化学株式会社

三井化学株式会社(所在:東京都港区、代表取締役社長:淡輪 敏)は、眼鏡記者会(所在:東京都台東区、代表幹事:美濃部 隆)から2018年度業界功労者表彰を受賞、2019年1月18日、同会主催の「2019年新年賀詞交歓会」において表彰を受けました。

表彰式の様子
表彰式の様子。左から当社新ヘルスケア事業開発室長 彦坂 充洋、眼鏡記者会代表幹事 美濃部 隆氏

今回の受賞は、メガネレンズ材料「MR™シリーズ」の研究開発と製品供給による眼鏡業界への長年に亘る貢献、および眼鏡業界の未来を広げる製品「TouchFocus™」の開発が大きく評価されたものです。

MR™シリーズ

1990年代に世界で初めて、チオウレタン樹脂で高屈折率を実現したメガネレンズ材料。安全でクリアな、薄くて軽いメガネレンズが提供可能に。低屈折率から高屈折率までの幅広いラインアップのレンズ材料を展開しており、プラスチックレンズ材料全体では当社が世界シェア45%、特に高屈折率レンズ材料では MR™シリーズが世界シェア90%を占める。日本のメガネ市場では、薄くて軽いレンズがデファクトスタンダードとなっている。

TouchFocus™

ワンタッチで遠近を瞬時に切り替えられる次世代アイウェア。フレームのタッチセンサーに触れると、メガネレンズ内の液晶が駆動し、瞬時に遠近の視界が切り替わる。10年以上の開発を経て、2018年2月に販売開始。眼鏡業界内外で大きな反響。1月現在、全国30店舗以上のメガネ小売店で展開している。

三井化学は、今後も皆様の快適な生活や目の健康に貢献する「Quality of View」の向上に取り組むべく、新たなレンズ材料・部材・製品や周辺技術の開発を進めてまいります。