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第20回 物流環境大賞「物流環境負荷軽減技術開発賞」を受賞

2019.06.26

三井化学株式会社

三井化学株式会社(代表取締役社長:淡輪 敏)は、5月24日、一般社団法人日本物流団体連合会(会長:田村 修二)主催の「第20回物流環境大賞」において、山九株式会社(代表取締役社長:中村 公大)と合同で「物流環境負荷軽減技術開発賞」を受賞しました。合成樹脂輸送(500kgフレキシブルコンテナバッグ、以下「フレコン」)の内航船へのモーダルシフト及び積載効率向上による環境対策が評価されたものです。

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専用ラックの利用により段積みが可能に
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6月25日表彰式にて
三井化学物流部 依田企画管理グループリーダー(右)

当社は従来、千葉県から広島県への合成樹脂(500Kgフレコン)の輸送をトラックのみで行っていました。しかし、二段積みができない当該製品の特性上、12tトラックに8t分の製品を平置きしていたため、トラックの積載率は67%に留まり、積載の効率化が課題でした。
そこで二段積み用の専用ラック(意匠取得)と、このラックが収まる特殊20フィートハイキューブコンテナ(実用新案取得)を製作し、積載効率の向上を図ると同時に、コンテナ化によって内航コンテナ船へのモーダルシフトを可能としました。
これらのことから、CO2の削減(環境への配慮)と省人化(ドライバーの働き方改革に貢献)、安定輸送の確保を実現しました。
当社はこれからも、より一層の物流の環境負荷軽減に取り組んでまいります。

環境物流大賞とは

2000年6月、一般社団法人日本物流団体連合会により、物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献した団体・企業または個人を表彰する目的で創設されました。

以上