基盤素材事業本部

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基盤素材事業部では、フェノール、アセトン、ビスフェノールA、テレフタル酸、ペット樹脂、工業薬品、ウレタンをグローバルに製造・販売しております。
これらの製品は自動車・航空機・家電等のエンジニアプラスチックやクッション材料、衣料用繊維、飲食品容器や、水やガスの浄化等の環境保全、半導体や液晶製造工程における原材料として幅広い分野で使用されております。

事業ビジョン

基盤素材領域の使命と事業ビジョン
基盤素材事業は、自動車、住宅、家電、インフラ、食品包装を始め、様々な分野に素材提供をおこなっています。特徴のある技術と付加価値製品群の拡大、更なるコスト競争力強化により、アジアで存在感を示し、安定した収益を確保していきます。
当社の基盤素材事業は、ここ数年間で生産能力の大幅な削減を含む大規模な事業再構築を進めてきました。
事業再構築により、収益下振れリスクを最小化
14中計目標に掲げた大型市況製品の事業再構築により、収益構造は大幅に改善しています。
一方、基礎原料エチレンについては、エボリュー®に代表される高付加価値系ポリマーの拡販を通じた稼働の安定、採算性向上を進めています。
2018年以降、石化製品の需給環境は不透明感が漂っていますが、徹底した合理化を推進し、誘導品の高付加価値化、地産地消化に伴う高稼働率維持により、市況・需給などの外部環境要因の変動を受け難い、安定した収益基盤を築き上げていきます。

基盤素材の営業利益

(単位:億円)

基盤素材の営業利益

強み

Strength

  • 国内東西2拠点のナフサクラッカー体制
  • メタロセンを始めとするポリオレフィン触媒技術
  • MCNS設立によるコスト競争力の強化、システム事業のグローバル拠点網の拡充

機会・リスク

Chance / Risk

  • 米シェール、中国石炭化学由来製品流入▼
  • 大型市況製品のアジア市況悪化▼
  • 円高による輸入品の攻勢、輸出交易条件悪化▼
  • 原油価格高騰▼
  • 国内需要縮小、中国経済の伸長鈍化▼
  • 高機能包装、環境対応ニーズの拡大

チャレンジ

Challenge

  • ポリオレフィン新製品による付加価値分野の拡大
  • MCNSシナジーによる新規システムハウスのグローバル展開加速
  • 構造改革完遂による安定収益体質の確立

戦略製品ラインナップ

主要製品

石化製品
エチレン、プロピレン、高密度ポリエチレン、メタロセン直鎖状低密度ポリエチレン(エボリュー®)、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、オレフィン重合触媒

基礎化学品
フェノール、ビスフェノールA、アセトン、イソプロピルアルコール、メチルイソブチルケトン、高純度テレフタル酸、PET樹脂、エチレンオキサイド、エチレングリコール、ハイドロキノン、メタ/パラクレゾール、アンモニア、尿素、メラミン、半導体用ガス

ポリウレタン原料
TDI(コスモネート®)、MDI(コスモネート®)、PPG(アクトコール®、エコニコール®)

エボリュー®

プライムポリプロ

アクトコール®
コスモネート®

エコニコール®

事業部と取扱製品

フェノール事業部
取り扱い製品
  • フェノール
  • アセトン
  • α-メチルスチレン
  • MSD-100(α-メチルスチレンダイマー)
  • クルードアセトフェノン
  • MIBK(メチルイソブチルケトン)
  • DIBK(ジイソブチルケトン)
  • MIBC(メチルイソブチルカルビノール)
  • ヘキシレングリコール(HG)
  • イソプロピルアルコール(IPA)
  • クメン
  • ビスフェノールA
  • エポミック®(汎用エポキシ樹脂)
PTA・PET事業部
取り扱い製品
  • 高純度テレフタル酸
  • 三井PET™
工業薬品事業部
取り扱い製品
  • エチレンオキサイド
  • エチレングリコール
  • エタノールアミン
  • アルコールエトキシレート
  • 苛性ソーダ(48%,25%)
  • 亜硫酸ソーダ
  • 塩酸(水溶液)
  • アクリロニトリル
  • ホルマリン
  • メタアクリル酸メチル(MMA)
  • メチル化ホルマリン
  • 尿素
  • メラミン
  • アンモニア
  • アイスメルター
  • イソブタン
  • ボンベアンモニア
  • AdBlue®
  • ハイドロキノン
  • メタ/パラクレゾール
  • 三フッ化窒素
  • モノシラン
  • ジシラン
  • 四フッ化珪素
  • 窒化ホウ素微粉末
石化原料事業部
取り扱い製品
  • エチレン
  • プロピレン
  • ブタジエン
  • B-B留分
  • C5留分
  • ブテン-1
(株)プライムポリマー
取り扱い製品
  • ハイゼックス®(高密度ポリエチレン(HDPE))
  • ネオゼックス®(直鎖状中密度ポリエチレン(溶液法C4-LLDPE))
  • エボリュー®(メタロセン直鎖状低密度ポリエチレン(気相法C6-LLDPE))
  • ウルトゼックス®(直鎖状低密度ポリエチレン(溶液法C6-LLDPE))
  • プライムポリプロ®(ポリプロピレン(PP))
  • プライムTPO®(ポリオレフィン系軟質樹脂)
  • モストロン®ーL(長繊維ガラス強化ポリプロピレン)
  • ポリファイン(高機能摺動性ポリプロピレン)
Mitsui Chemicals & SKC Polyurethanes
取り扱い製品

中長期的な成長について

2025年に向けての拡大計画

シェールガスや中国石炭化学をベースとした、ポリエチレン等の新増設計画は、遅れているとはいえ2018年以降アジアにも影響がおよぶと見ています。国内拠点の水際競争力強化、高付加価値製品へのシフトにより、アジア市場で存在感のある基盤素材事業を目指していきます。

石化製品
石化原料事業は、フル販売・フル稼働、安価原料の安定調達により、ナフサクラッカーの更なるコスト競争力強化を進めていきます。ポリオレフィン事業は国内で安定収益を確保するとともに、小規模かつ老朽化した国内設備のビルド&スクラップも検討していきます。
エボリュー®は、アジア市場で急速な拡大が見込まれる高機能シーラント分野において需要を獲得し、シンガポールの30万t/年プラントの稼働向上を図っていきます。
一方、国内拠点は、高強度で加工性良好な次世代製品である、メタロセン長鎖分岐型PE“エボリュー®E”の開発促進により、高度化するマーケットニーズに対応することで、新規需要を創出していきます。

基礎化学品
基礎化学品事業は、地産地消化によるフル販売・フル稼働、徹底的な合理化、誘導品の強化により、引き続き収益安定化に取り組んでいきます。

ポリウレタン材料
三井化学SKCポリウレタンのシステム事業を中心に、グローバル展開を加速していきます。既存拠点の活用に加え、新規システムハウスの拠点新設も検討していきます。

基盤素材領域のBlue Value®、Rose ValueTM 製品の紹介

Blue Value 環境貢献価値
詳しくはこちら
Rose Value QOL向上貢献価値
詳しくはこちら
Blue Value

『CO2を減らす』と
『自然と共生する』

NOx排出量を削減し省燃費につなげる

排ガス低減剤 
アドブルー®