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PLGA®

徐放性医薬品基材

三井化学のPLGA®は、薬剤の放出制御に用いられている、高品質な添加剤です。


主な用途

徐放性医薬品基材

特性分類

概要

PLGA®は、徐放性医薬品基材です。

PLGA
  • 低残存溶媒
  • 広いレンジで分子量制御可能
  • ドラッグ・マスター・ファイルに登録済み
    - FDA(USA)
    - Health Canada(Canada)
  • cGMPに準拠した生産体制
さらに詳しい情報が必要な方はお問い合わせくださいませ。

産業(商業)使用にご関心のある方専用です。
PLGAを年間5kg以上ご入り用の医薬品関係の方は、お問い合わせくださいませ。
量産・品質面で、個別にご協力いたします。

特性

特性
  • 加水分解して、グリコール酸と乳酸になります
  • 共重合組成や分子量によって、分解挙動が異なります
物理的特性
CAS No.26780-50-7
組成式( C4H4O4 )x ( C6H8O4 )y
色相無色~淡黄色
におい無臭
Tm(融点)/℃
Tg(ガラス転移点)/℃45-55
溶解性CH2Cl2
CHCl3
DMF
DMSO
THF
標準グレードの物性
銘柄1)共重合組成比溶液粘度2)分子量3)残存モノマースズ分重金属分灰分
mol%dL/gkDa%ppmppm%
GLDLTD  GLDLTD   
PLGA
5-50
45-5545-550.45-0.60(50-55)< 2.0< 2.0< 50< 10< 0.1
PLGA
75-75
20-3070-800.72 – 0.80(78 – 85)< 2.0< 2.0< 50< 10< 0.1
PLGA
75-65
0.60-0.70(62-76)
PLGA
75-50
0.45-0.55(50-60)
  • 銘柄の命名:PLGA MM-VV, LはLactideの組成比(mol%), Mは溶液粘度中央値
    (例)
    PLGA 5-50の場合 :Lactide 50mol%で,溶液粘度 0.50 dL/g
    PLGA 75-65の場合:Lactide 75mol%で,溶液粘度 0.65 dL/g
  • 溶液粘度:0.5 g/dL (Chloroform), 25 ℃
  • 分子量:GPCで測定(標準試料 = PS,溶離液= THF)

※年間5Kg以上のご用命をいただければ、特別銘柄も生産対応いたします。

製品に関するお問い合わせ

パーソナルケア材料事業部
TEL 03-6880-7451
FAX 03-6880-7561