【活動報告】夢・化学-21夏休み子ども化学実験ショーに「ふしぎ探検隊」(実験教室)が参加

2013年8月27日

8月3日、4日の両日、科学技術館で開催された「夢・化学-21子ども実験ショー」に次世代育成活動「ふしぎ探検隊」が参加・出展しました。2日間で240名の子供たちと「冷え冷えルンルン♪ ヒエルン(冷却パック)をつくろう!」という実験を楽しみました。
今回の実験は当社大阪工場で製造されている、肥料や保湿クリームなどに使用されている「尿素」を使った実験です。子どもたちと「尿素」は水に溶けるときに熱を吸熱するということを学び、暑い夏にぴったりな「冷却パック」を作成しました。当社では、毎年実験アイテムについてメンバーで検討、変更をすることで、子どもたちに実験をより楽しんでもらえる工夫をしています。子どもたちからは、「昨年の実験が楽しかったので、今年も三井化学の実験を選んだ」といったうれしいリピーターの声を頂戴し、一同の士気があがりました。
「尿素」を水に溶かすと冷え冷え~となった瞬間にはあちこちで子どもたちの歓声が広がり、化学のふしぎを体験してもらいました。

尿素は何に使われるか知っているかな?

尿素を水に溶かすと温度は、下がった?上がった?

実験教室のマスコットキャラクター
化学の楽しさを伝える「ふしぎ探検隊」のキャラクター

*夢・化学-21夏休み子ども化学実験ショー
おもに小学生とその保護者の方を対象とした化学実験体験イベントで、毎年夏休みに開催しています。 このイベントは、「夢・化学-21」委員会(公益社団法人日本化学会、公益社団法人化学工学会、公益社団法人新化学技術推進協会、一般社団法人日本化学工業協会の4団体で構成)により実施されており、国内の有力化学会社が工夫を凝らした実験教室を提供しています。http://www.kagaku21.net/show/別ウィンドウで開く

*ふしぎ探検隊
2006年から三井化学グループが行っている、次世代を担う子どもたちに「化学の楽しさと可能性を伝えたい」という思いから始まった化学実験教室で、化学会社が持つ知見や人材を活かして、主に小学生層を対象に「目に見える・手で触れる」分かりやすい実験を実演する活動です。