環境

三井化学グループは環境と調和した共生社会の実現に向けて、様々な環境コミュニケーションを行っています。

海洋ごみ問題に関するオープンベントを実施

三井化学では、2015年より会社と社員有志による共同CSR活動「ちびっとワンコイン」を通して、海洋ごみ問題のパイオニアである一般社団法人JEAN の活動を支援しています。
その一環として、2018年11月7日にJEAN副代表理事をつとめる小島あずささんをお招きして、海洋ごみ問題について考えるオープンイベントを開催しました。社内外から100名を超える参加者があり、活発な質疑も交わされ、この問題に対する関心の高さがうかがえました。なお、このイベントは、環境省のプラスチック・スマートキャンペーン に参加しています。

オープンイベント
オープンイベント
細かなプラスチック片
海洋プラスチックごみの一例

外来種アカギを有効利用したベンチの寄贈

当社と当社関係会社の三井化学産資は、三井化学グループ世界自然遺産応援プロジェクト第2弾「固有種オガグワ再生プロジェクトの支援」として、2018年12月9日に小笠原村で開催された「オガグワの森」植樹会において、伐採した外来種アカギを有効利用したベンチなどを寄贈しました。小笠原村では、2018年の返還50周年記念事業のひとつとして固有種オガサワラグワ(オガグワ)の再生を目指し、村民参加の森づくりプロジェクトを行っています。かつてオガグワは小笠原諸島の森林を構成する代表樹木でした。しかし、木材資源としての利用価値の高さから島の開拓初期に無計画に伐採されたことや外来種アカギの侵食を受けて、今では諸島全体で100本程度しか残っておらず、環境省レッドリストにおいて絶滅危惧種に指定されています。今回、小笠原村のこれからの50年を見据えた固有種オガグワの再生プロジェクトを支援するため、「オガグワの森」(父島)、「母島の森」(母島)に、伐採した外来種アカギを有効利用したベンチと看板を製作し寄贈しました。ベンチ・看板には、三井化学産資が提供するノンロット®で塗装を施しています。
また今回、小笠原諸島での海洋ごみ問題の現状を知り、クリーンアップ活動を実施しました。この活動は環境省のプラスチック・スマートキャンペーン に参加しています。

ノンロット®
木材が本来持つ通気性(調湿性)を最大限活かしながら、風雨をしのぐ超撥水性、耐UV性、防腐・防カビ・防虫性を有する安全性の高い塗料。木の呼吸を妨げないため、心地よい木の香りを感じられる。

外来種アカギを有効利用したベンチに座る子どもたち
外来種アカギを有効利用したベンチに座る子どもたち

「田んぼの生きもの調査」生物多様性についての教育機会提供

当社の関係会社の三井化学アグロは、2018年6月、JAあさひな(宮城県黒川郡大和町)と共催で「田んぼの生きもの調査」を実施しました。JA、農業生産法人、農家や消費者の方々と田んぼに入り、生きもの調査を体験しながら、これからの農業や食、環境について真剣に考えていく活動で、2012年から毎年実施しています。今回の調査では、大和町立鶴巣小学校の児童10名を含む31名が参加し、水田で多様な生きものを観察し、環境と共存しながらの米作りの重要性について学習しました。
また、東北大学・カタールサイエンスキャンパス※1、JA仙台の方々とともに調査を実施しました。宮城県内各地域から抽選により選ばれた小学校の児童と保護者を招き、56名が参加しました。
三井化学アグロでは農薬を販売するだけではなく、農薬が使用された水田の生きものに及ぼす影響を調査し、製品の改善や開発に役立てています。また、生きもの調査の結果をまとめた「鑑定書」を発行することで、多様な生きものが生息する水田で作られた米であることを証明し、地域の米の付加価値向上にも貢献しています。
さらに、2018年8月2日に行われた「こども霞が関見学デー※2」に「田んぼの生き物」を出展し、都会ではなかなかみることのできない「ミズカマキリ」「メダカ」などの田んぼの生き物を水槽やパネルで展示し、子どもたちと一緒に観察し、生物多様性保全に配慮した米作りの重要性を紹介しました。

※1東北大学・カタールサイエンスキャンパス :
東日本大震災復興のため、次世代育成を目的にカタール政府により設立された基金を元に、東北大学大学院工学研究科・工学部が、宮城県の小・中・高校生を対象にものづくりや科学実験に関連するイベントを行うプロジェクト。

※2こども霞が関見学デー :
文部科学省をはじめとした府省庁等が連携して、業務説明や省内見学などを行うことにより、親子の触れ合いを深め、子どもたちが夏休みに広く社会を知る体験活動の機会とするとともに、府省庁等の施策に対する理解を深めてもらうことを目的とした取り組み。

田んぼの生きもの調査
田んぼの生きもの調査
田んぼの生きもの調査
こども霞が関見学デー
こども霞が関見学デー

シンガポール政府に寄付、サンゴの保全を支援

三井化学グループのアジアパシフィック地域5社は、JTC CorporationおよびNParks Grow-A-Reef-Gardenのプロジェクトに参画しました。このプロジェクトはシンガポールのSmall Sister’s Island沖に大規模な人工サンゴ礁用の構造物(人工ノル)を敷設し、サンゴの保全活動を支援するものです。2018年10月18日に開催された同プロジェクトの式典は盛大に行われ、シンガポール議会議長ほか、多くの寄付団体の代表者が出席し、当社グループも参加しました。

三井化学グループ アジアパシフィック地域5社 :
Mitsui Chemicals Asia Pacific, Ltd., Mitsui Phenols Singapore Pte. Ltd., Mitsui Elastomers Singapore Pte Ltd, Mitsui Chemicals Singapore R&D Centre Pte. Ltd., Prime Evolue Singapore Pte. Ltd.

写真提供: JTC Corporation
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