Mitsui Chemicals

環境保全

水資源に関する基本的な考え方

  1. 水資源が限られた大切な資源であり、その保全が世界的な重要課題であると認識しています。
  2. 良質な水資源の利用は操業には不可欠であり、効率的水利用促進に努めてまいります。
  3. 水資源は、地域的、時間的に遍在するという特性のもと、各国・地域において個別に適正な管理を実施してまいります。

三井化学グループは様々な化学製品を製造しており、水はその製造過程において必要不可欠です。例えば、製造プロセスでの加熱や冷却、製品の洗浄、製造工程で生じる化学物質の除害設備、排水設備等で水を使用します。
当社グループは水資源に関する基本的な考え方を制定し、水資源の利用や水環境の保全の適正管理に努めています。また、取引先に要請する項目を記載したCSR調達SAQには、「排水・汚泥廃棄の管理及び発生の削減」や「資源(エネルギー、水等)の持続可能で効率的な利用」という項目を挙げており、サプライヤーの水に関する取り組みの把握に努めています。

水質汚濁物質の削減

当社グループはCOD、窒素、リンなどの水質汚濁物質の排出量をモニタリングし、水環境の保全に努めています。各々の排出量は、法や条例などの基準を大きく下回るレベルで管理できています。

全窒素排出量(三井化学単体)

全窒素排出量

全リン排出量(三井化学単体)

全リン排出量

COD、BOD排出量

COD、BOD排出量

効率的な水利用

当社グループは、取水量、放流水量、消費量やリサイクル量をモニタリングし、効率的な水利用に努めています。特に水を多く使用する生産拠点では、水のリサイクルを積極的に行っています。

取水量(上水道水、地下水、工業用水、海水)

取水量(上水道水、地下水、工業用水、海水)

取水量の内訳(2017年度)

放流水量

放流水量

水消費量

水消費量
水消費量:
取水量と放流水量の差。

リサイクル量およびリサイクル率

リサイクル量およびリサイクル率

三井化学単体の集計範囲:本体生産拠点および袖ヶ浦センター
国内外関係会社の集計範囲:連結子会社およびレスポンシブル・ケア支援対象関係会社の生産拠点

水リスク評価

当社グループは、各生産拠点の水リスク評価を行っています。
現在から2040年までの生産拠点毎の水リスクは、WBCSD(持続可能な開発のための経済人会議)のGlobal Water ToolsおよびWRI(世界資源研究所)のAQUEDUCT Water Risk Atlasを使用して評価しました。各ツールでリスクが高いと判定された拠点に関しては、現地情報や製造製品の水原単位、水使用量等からさらに詳細な評価を行い、低リスクであることを確認しています。また、新規プラント導入時についても同様の評価を実施しています。
生物多様性リスクも水リスクの一部として、IBATを使用し、生産拠点での保護地域、保護優先地域、絶滅危惧種、淡水域の絶滅危惧種を評価項目として、生物多様性リスクの情報を収集、検討しています。

IBAT:
Integrated Biodiversity Assessment Tool。バードライフ・インターナショナル、コンサベーション・インターナショナル、IUCN(国際自然保護連合)、UNEP(国連環境計画)、WCMC(国際自然保全モニタリングセンター)との連盟で開発された、自然保護に関する基礎データや最新情報にアクセスできるツール。