マネジメントシステム 安全・品質 安定輸送

マネジメントシステム

方針・基本的な考え方

物流にとって、安全で品質や環境にも配慮した輸送を行うことは、重要な課題です。また近年、物流現場の深刻な労働力不足を背景に、化学品の輸送が敬遠される傾向にあり、輸送手段の確保が難しくなっています。そのため、安定輸送も重要な課題であると認識しています。
三井化学グループは、安全や品質、環境に配慮しつつ安定輸送を確保していくために、現場の労働環境改善や事前予約システムの整備、共同物流の推進など様々な取り組みを進めています。10年、20年先に起こるかもしれない新たな変化の波に備えるべく、サプライチェーンと協働しながら、どのような環境変化にも柔軟に対応できる強靭な物流体制を構築することを目指しています。

なお、当社グループは、レスポンシブル・ケア基本方針およびリスク管理に関する社則に基づき、物流環境・安全・品質管理に関する細則を制定し、関連法令の遵守や物流事故の措置等を定めています。また、物流協力会社に対してもこの細則を遵守することを求めています。

体制・責任者

物流部担当役員が責任者です。物流部が、前年までの実績(事故件数、苦情件数等)をふまえて年度目標を設定します。物流協力会社への監査、教育、現場対話、キャンペーン等の諸施策を年間計画に盛り込み、PDCAを確実に実行しています。また、物流部は、レスポンシブル・ケア委員会や担当役員との定期的な会議などを通じて、物流の実績および年間計画の進捗状況を報告するとともに意見交換を実施しています。
物流レスポンシブル・ケア年間計画に関する進捗状況のモニタリングに関しては、具体的なクライテリアを定め、事前に用意したチェックシートに沿って当社グループの各事業所および物流協力会社に対する物流部レスポンシブル・ケア監査等を実施しています。これらの監査結果は、物流部関係者に報告され適切な推進を図っています。

目標・実績

安全

KPI 集計範囲 2018年度 2019年度 中長期
目標 実績 達成度 目標 目標
物流における重視する労働災害※1 件数 三井化学
グループ
0件 2件 × 0件 0件
物流における重大事故※2 件数 三井化学
グループ
0件 0件 0件 0件

※1物流における重視する労働災害
サプライチェーンを含む当社グループの物流活動において発生した、重視する労働災害。

※2物流における重大事故
サプライチェーンを含む当社グループの物流活動において発生した重大事故。

品質

KPI 集計範囲 2018年度 2019年度 中長期
目標 実績 達成度 目標 目標
顧客流出トラブル※3 件数 三井化学
グループ
24件以下 32件 × 25件以下 直近3年平均90%以下
顧客流出トラブル※3 発生率 三井化学
グループ
50ppm以下 70ppm × 55ppm以下 30ppm以下(2020年)
クレーム・コンプレイン発生件数 三井化学
グループ
7件以下 13件 × 7件以下

※3顧客流出トラブル:
顧客に影響を与えた品質トラブル(苦情、クレーム・コンプレインを含む)および事故。

コンプライアンス

KPI 集計範囲 2018年度 2019年度 中長期
目標 実績 達成度 目標 目標
法令違反件数 三井化学
グループ
0件 0件 0件 0件

振り返り・課題

2008年度よりトラブルは大幅に減少していますが、2018年度は安全、品質ともに目標未達となりました。物流を取り巻く環境が大きく変化していることが影響していると考えられ、再発防止に向けて2019年度は次の取り組みを推進し、物流トラブルの低減を図っていきます。

  • 安全: 現場の作業環境と作業手順・方法の確認。および、その遵守状況の確認と管理強化。
  • 品質: 顧客に重大な影響を及ぼしかねないトラブル(納期遅延、誤出荷・誤納入、製品漏えい)の削減。

トラブル件数推移

また、物流協力会社と一体となった安全活動として、事業所相互パトロールやトラブル未然防止キャンペーン等を継続して行います。また、月報や週報の配信を通じた当社の安全に対する考え方の共有や現場の声を聴く安全対話による相互理解を地道に行い、業界トップの安全安定物流の実現を目指します。

さらに、三井化学グループのルール整備も進めています。危険品輸送や保管のルールは、国や地域によって異なります。当社グループとして、世界中のどの地域で輸送・保管しても必ず遵守しなければならないことをグローバル・ルールとして制定し、2019年度中の導入へ向けて準備を進めています。

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